赤井稚佳展「cahier de dessins」

2012.5.30 _ 2012.6.10

iTohenにて第221回目となる今展では、京都を拠点に活動を続けるイラストレーター：赤井稚佳（あかいちか）氏をご紹介致します。弊廊では初となる発表となります。

今展は、東京・南青山にあります出版社スイッチ・パブリッシング直営の本屋とカフェ［Rainy Day Bookstore & Cafe］より、赤井稚佳さんをご紹介頂き、展覧会に発展いたしました。

今回の展示では『chair de designs（フランス語で“落書き帳の意”）』と題して制作された作品群を中心に、赤井さんが普段お仕事で手掛けておられるイラストレーションの原画もあわせ、約90点の作品を展示いたします。

是非、この機会にご来場ください。

主人の寝静まった真夜中に
箱から飛び出して、雄弁に語り、謡い、踊る、玩具のような。

大好きな絵の中にとじこめられた♪
「メトロポリタン美術館」の歌の世界のような。

赤井稚佳さんのイラストレーションは、
いたずらが大好きで、とってもやんちゃ。

それでいて、愛着を持って丹念に磨かれた
革靴やカトラリーが放つ光沢のような、大人のたしなみを感じる。

だからこそ、赤井さんには創刊号からずっと『Coyote』では
ブックイラストレーションを描き続けていただき、
編集部地下にある直営の本屋とカフェ“Rainy Day”では
節目毎に個展を重ねていただいている。そんな気がしています。

“cahier de dessins” 「旅行記を旅する」in iTohen
赤井稚佳さんの描く懐かしい物語に乗り込んで！

さあ、出発だ！

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赤井稚佳　Chica Akai

大阪生まれ。インターナショナル美術専門学校卒業。京都在住。
第9回HBファイルコンペ大賞（藤枝リュウジ賞）を受賞。ほか入選多数。主な仕事に雑誌『Cyote』『プレジデント』『天然生活』、沢木耕太郎・著『246』、宮本輝・著毎日新聞連載小説『三十光年の星たち』の挿絵を担当。

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