2013.11.6 _ 2013.11.17
iTohenにて第257回目となる今展では、現在、関東に拠点を置きイラストレーターとして精力的に活動する辻恵子(つじ・けいこ)氏をご紹介致しました。 * 展覧会概要 印刷物にもともとある色を活かし、目など部分的加筆以外は素材にある元々の色を活かす独自の切り絵を発表する辻恵子。 初個展から15年目の秋の展覧会は、東京会場・cafe+gallery 芝生と、大阪会場・iTohenを巡回します。東京会場のオーナーである遊佐一弥がデザインした、ハルカゼ舎( http://harukazesha.com/ )の日めくりを素材に切り絵を制作。「じっと海を見つめる日」など、日付の上に「◯◯の日」と入った、手のひらにすっぽり収まる(5cm角くらいの)日めくりの中から切りだされた人々が並ぶ予定です。 小さい作品の多い辻恵子作品の中でもかなり小さな、1cmくらいのの小さな小さな人物像が切りだされます。大切な人の誕生日や記念日、色々な人の、色々な日々の日めくり。その中から切りだされた人々の日々を、是非 観にいらしてください。 / 辻 恵子 Keiko TSUJI 1975年東京出身、文化学院文学科卒業。 主な仕事に札幌駅の商業施設PASEOの光壁の「Sampo」やオーストラリアのワイナリーYalumbaの広告美術、「Book! Book! AIZU」(2011~)のロゴとアートワーク、CDジャケット(谷川俊太郎、ノノホとコーセイ、Paniyolo)アートワーク、央公論新社 図書目録の装幀画(2006~現在)、絵本「かげはどこ」「かくれたかたち 1 2 3」「マークのなかに かくれた かたち」「まるをつくる」(福音館書店・月刊絵本)、「しょくぶつえんの まいご」(フレーベル館・月刊絵本)など。 |