2020.9.5 _ 2020.9.21
一風変わった名前で写真表現を軸に活動を続けている“いぬ”さん。ここイトヘンでは2度目の個展開催となりました。普段は、商業カメラマンとしてスタジオに所属している彼の作品は、たしかに仕事で培った技術が裏打ちされています。
会いたい人に会いに行き、暮らしを覗き、対話を重ねながら被写体の輪郭を捉えます。そうしてようやく、彼の持参した小物たちを身にまとい、シャッターが下ろされる。
写す時は一瞬ですが、その過程に行き着くまでがなかなかの行程を踏んでいます。写真で撮れる(切り取れる)本当の“真実”とは一体何なのであろうか、、、。そんなことを彼の仕事を拝見する考えてしまいます。
リアルとファンタジーの袂を分かつものの、その正体は?
ぜひ、この機会に足をお運びください。
iTohen 鯵坂兼充