2018.11.2 _ 2018.11.18
iTohenの近くで、フラワーアレンジメントを専門に請け負う仕事をしながら、<百会 ひゃくえ>と言う名の店舗を構える竹田朋世(たけだともよ)さんという女性がいます。結婚式や、普段のお祝い事など、幅広い意見やニーズにお応えする、新しい形のお花屋さんです。
その彼女を中心に、あらゆるジャンルで活動する作家たちに声を掛け、企画展を開催する運びとなりました。
竹田さんから、とある花(や植物の断片)をひとつだけ提示。それを受け取った、ダンサーや美術作家、食の専門家たちが自分のフィールドに転換し、答えます。そんな内容の展覧会です。この機会に、ぜひ会場まで足をお運びくださいませ。
記載_iTohen 鯵坂兼充(あじさかかねみつ)
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参加作家
1,イケダユーコ→アーティチョーク
画家 / イラストレーター
1980年広島生まれ。2018年1月末、20年間暮らした関西を離れ、鹿児島で暮らしています。ここで暮らしはじめて、距離感が変わった。それは、とてもいいことのように思う。
2,いぬ→アジサイ
写真作家 /
大阪を拠点に活動中。ヒップホップとカレーが好きです。
3,内田 悠葵 (うちだゆうき)→ツツジ
詩 ・シンガーソングライター/
忘れた国で待ってます。忘れた言葉は消えてった。追いかけるしかない。いつも足下だけしか見えないけど、なんとか捕まえた言葉で、あなたの人生を少し邪魔したい。行ってきます。
Twitter@yuukix888
Instagram@yuuki_uchida08
4,大岡由和→モクレン
写真作家 /
2010年、友人たちとhitotoというギャラリーをはじめる。その頃より、作家の作品・展示風景、ポートレートを撮影する機会をすこしづついただく。また、自身の制作として、瀬戸内海の島々や台湾を訪れて撮影を続けている。
5,小鳩ケンタ→アリウム
詩・コピーライター/
三重県出身、大阪在住。2010年より言葉を軸に活動をスタート。主な展示、朗読会は「みんなとけちゃえばいっしょ」hitoto など。2018年よりフリーランス。
https://kentakobato.tumblr.com/
6,金田金太郎→サボテン
美術作家 /
《絵画》という〈オブジェクト/メディア〉を通じて、人々の営為や文脈の読み直しを試みている。デューリングの言う《第三項》の登場を待機しており、対立する二項へ界面の余地と絵画における可能性を指摘している。
7,児玉 彩→クレマチス
画家 ・イラストレーター/
主な展覧会に”Sister”(iTohen)、 “かげぼうし”(la galerie)、 “やい、そこの天使とおばけ”(TeToTe)。
http://codama-ayaka.tumblr.com/
8,naohiro gonda→伸びる枝
画家 /
すべてを絵ととらえています。風呂からパブリックスペースなど多岐にわたる。
http://naohirogonda.tumblr.com
9,高山 燦 (たかやまあき)→瑠璃色アザミ
グラフィックデザイナー ・ミュージシャン/
京都の山の麓にてグラフィックデザインと音楽活動をしながら生活しています。バレーボウイズというバンドでも活動中です。 目で見て、触れて感じたものが全てだと思いますが、浪漫も捨てておりません。
10,高野裕子→草むらとロウバイ
ダンサー・振付家 /
1983年生。神戸女学院大学舞踊専攻卒業後、ドイツ・ベルリンで武者修行。自身のカンパニー《UMLAUT》の他、ダンスユニット《みゝず》《nomad note dance》等に参加。人と人の間に生まれるささやかなものに目を向けながら、作品製作や踊ることを通じて人や場所と関わり、問いを続けている。
11,中木屋有咲→落ちていた葉っぱ
詩 ・ 文筆家 /
1998年生まれ。京都造形芸術大学在学中。 授業で短歌を褒められたことをきっかけに、短歌や詩などの短い文章をつくり始める。赤茶系のリップがよく似合うので、これからの季節がとても楽しみ。
12,noranobikke (ノラノビッケ)→緑にピンクの花
編みもの愛好家 /
そうだ、編みもの。ふと思い出した5年前、難しいはずの5本指の手袋を、編んでみたら編めてしまったのを皮切りに、2018年現在せっせと楽しく編んでいます。けだまとねぐせとあくびのような毒のないものを編みたい。
13,ばばりか→ヒヤシンスの根っこ
美術作家 /
安価な生活消費材(シャワーボールやストロー、プラスチックスプーン、ビーズなど)を素材として生物をおもわせる有機的なオブジェを作り、それらを空間全体に配置したインスタレーション作品を発表しています。
14,simple wood product→紅葉アセビ
木製家具と小物のデザイナー/
simple wood product の木製品は使う人の暮らしに溶け込み、生活の道具として永く存在しつづけるように、一つひとつ丁寧に制作しています。
15,木塚國力(きづかくにお)→朽ちる薔薇
珈琲作家/
店舗を持たないスタイルで自家焙煎珈琲を創作する。本業の傍ら2017年頃よりぽんこつ珈琲という名義で活動を始める。2018年11月より“パノラマ珈琲”という屋号に変更し、新たなスタートを切り始めたばかり。音楽やアート、食や文化…珈琲を通して出逢う風景を大切にしています。
◎竹田朋世(たけだともよ)
フリーランスで植物の制作、活動。
SPACE&SHOP 「百会」hyaque
金・土・日 13:00-19:00 OPEN
531-0073 大阪市北区本庄西2-21-27 1F
http://forbotanical.com
Instagram@hyaque_にて営業日を
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