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カルロス君 展

<ちょっと紹介>
カルロス君の人物像
名前
…………..
カルロス・モンタナ
1963年生まれ
家族構成
…………..
妻:グロリア
息子:ディエゴ
娘:マヤ



父親(リベラ)も農業を営んでいましたが、高齢の為引退。
現在は妻(グロリア)とカルロス君が住む隣の村で余生をおくっています。
時々、カルロス君の農業にアドバイスをおくります。

カルロス君は子供の頃からサッカーが好きで
暇があれば友達と空き地でボールを蹴っていました。
ボール裁きはたいしたことはないのですが、とにかくよく走りました。
勉強は好きではありませんでした。

兄(ロベルト)はサッカーが上手で州の代表選手にまでなりました。
今は地元の小学校で体育の先生をしながら、子供達にサッカーを教えています。
そんな兄をカルロス君は尊敬しています。自慢の兄です。

カルロス君は父親の仕事もよく手伝いました。
自分は兄のようにサッカーを生業にするほどではない事も解っていたし
サッカーの次に父親の仕事を手伝うのが好きだったので
いつしか自分も父親のように立派なトウモロコシやトマトを
作れるようになりたいと思うようになりました。
兄がサッカーで子供達に夢を与えているように
カルロス君は美味しいトウモロコシやトマトを作って
皆に喜んでもらおうと土と生きることに精を出しました。

「自分の作った物を食べた人が、皆幸せそうな顔になる」
それがカルロス君の喜びです。

カルロス君の自慢は鍬で耕耘機より速く土地を耕す事です。
不思議な事にカルロス君の耕した畑は良い作物が出来るのです。
カルロス君は鍬の手入れはだけは怠りません。

カルロス君の住むプエブラ州にはタラベラ焼きというやきものがあり
近くにもタラベラ焼きのやきもの師が住んでいます。
カルロス君が畑に行く時は彼はまだ寝ています。
畑から帰って来ると彼はいつも休憩しています。
でも棚に並んでいるお皿や湯飲みは確かに増えています。

吉岡萬理 YOSHIOKA Banri 陶芸家

1963年 奈良県桜井市生まれ 長谷寺のふもと
1985年 大阪芸術大学アメリカンフットボール部卒業
1986年 陶芸家 川渕直樹氏に師事
1994年 独立 以降、東京・名古屋・大阪・岡山・高知・博多、他で個展
1998年 渡辺真理奈の先生役で「たけしの誰でもピカソ」に出演
2002年 永谷園のCMでちょっとだけ映る
2007年 タイガー魔法瓶とく子さんのCMに使われる

祥見知生 SHOKEN tomoo

うつわ祥見・祥見知生編集室主宰。
2002年 鎌倉の高台に「うつわ祥見」をオープン。こどものうつわ展、ごはんのうつわ展など、テーマ性のある器の展覧会を開く。2005年『うつわ日和。』(ラトルズ)を出版。以来、文章と自然光で写した写真の独自のスタイルで本を作る。
著書に『セツローさん』『やさしい野菜やさしい器』(イチカワヨウスケ共著)『DVDブックうつわびと小野哲平』ほか。音楽家との交流も深く、各地で公演プロデュースを手がける。
今年8月、高知県立牧野植物園『夜の植物園 細野晴臣ライブ』をコーディネート。今秋3年ぶりの器の本『日々の器』(河出書房新社)が刊行される。日記「器と本と旅と。」を更新中。