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安藤 智 展『ちょうどいいきせつに』


※次回、2週目は2024.11月9日(土)より再開です!

おどろきのスピードで完成する絵もあれば、どうしようと眺めているだけでいつまでも完成しない絵もある。何度も季節が変わったあとに、ふと筆を加えたことがきっかけで絵が変わり、また続きがはかどりはじめたりする。そんなことを繰り返して、もうやることないかもと思いはじめると、絵をそのままにしていてもなにも気にならなくなっている。ちょうどいい感じ。「どのくらいで描けるんですか」という質問に、時々はっきりしない返事を返してしまっていたことを、ずっと途中のままだった絵が完成して思い出した。

安藤 智 Tomo Ando
画家。大阪府生まれ。東京都在住。
京都峨峨芸術大学短期大学部専攻科混合表現コース卒業後、同校附属芸術文化研究所研究生修了。油彩、ドローイングを中心に作品を制作。個展や、書籍の装画などのイラストレーションとして発表。作品集は『輪郭をなぞる』(FUJITA)、『安藤智作品集』、『DOG DOG DOG DOG』など。


https://tomoando.com/
@andotomo

安藤智(あんどう・とも)さんの展覧会です。当方イトヘンでは8年振りの展覧会となりました。その間に、各地で展示やイラストレーションの仕事、作品集の出版など精力的に活動を続けてきた人物です。ぜひ、この機会に彼女の<今>をご覧になってください。
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