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Cotomono 展「キモチをカタチに 手作りのカバンや小物たち」

iTohenにて第227回目となる今展では、九州は福岡を拠点に活動を続けるカバン作家:Cotomonoをご紹介致します。個展として、まとまった作品を関西でご披露するのは初めてとなります。


2003年を境にオーダーメイドを中心としたモノづくりを始めました。
「キモチをカタチに」を自己のテーマとして掲げ、「ひと、こと、もの」その
ひとつひとつと繋がっていけるようなモノづくりを続け、現在に至るそうです。
(Cotomono ウェブサイトより抜粋)

その具体的な「カタチ」は“カバン”だったようです。しかし、なぜ
“カバン”だったんでしょう?

「ある時期、つくらなければ(心が)死んでしまうという危機感がはっきりあって、
カバンはたまたまなのです。カバンを作ることで、自分自身をつくるというか…
自分をつくってないと、カバンも作れないというか…。
だからつくるってなんだろう?といつも考えるし、そういう意味では、
本当はなんでも良かったのです。」 と語って下さいました。

とは言うものの、人が何かの行動を起こす時は、必ず原因があるはず。
何だかもっと真相が隠れてるようです。

しかし、あえて本人は触れようとしません。それは「作り手の内側を見せることで
“もの”に余計なフィルターがかかってしまうのは本望ではない」という
考えがあるからだと言います。

“カバン”とは、彼女にとって、どのような意味を持つのでしょうか。
そんな素朴な疑問を投げかけてみました。

「自分を動かす手段というか、方法です。自分一人ではなかなか動けませんが、
カバンと一緒だと、どこへでも行ける気がするし、誰とでも会える気がします。
カバンと一緒に旅してるかんじです。」と応えてくれました。

今展は、小物を含め約20点の新作を携えての展示販売と、受注会となります。
ヨーロッパの古い時代の生地(未使用)を使ったカバンや
手染めのカバン、 シルクスクリーンを使ったオリジナルプリントのカバンなど、
いろいろなキモチを いろいろなカタチにしました。

福岡のアート集団「アトリエ ブラヴォ」や、絵描き 「oshow」とのコラボバッグも
登場します!

是非、この機会にご来場下さいますよう、何卒宜しく御願い致します。

iTohen 鯵坂兼充

 

Cotomono_コトモノ

経歴
2008年11月/フラスコ神楽坂(東京)にて初個展
2009年7月~9月/nine to nine 出品(天神IMS 6F)
2009年11月/art space tetra(博多)にて個展
2010年1月/神楽坂 貞(東京)にて取り扱いスタート
2010年8月/フラスコ神楽坂(東京)にて個展
2011年2月/albus写真ラボ(福岡)にて個展
2011年3月/albus写真ラボ(福岡)にて カメラバッグ取り扱いスタート
2011年7月/松ノ木荘(青森 弘前)にて個展
2011年7月/THE STABLES(青森 弘前)にて取り扱いスタート
2011年12月/フラスコ神楽坂(東京)にて個展
2011年4月~5月/albus写真ラボ(福岡)、orange(熊本) にて個展

掲載誌
2005年2月 Fukuoka インテリアの本(プランニング秀巧社)
2007年9月 七緒/11号(プレジデント社)
2007年9月 おしゃれ時間。/7号(主婦と生活社)
2008年3月 f Sketch/6号(画報社)
2010年1月 ariya.(アリヤ)/8号(アリヤ出版)
2011年4月 Little press(フリーペーパー)/ f-d.

Official web site[Cotomono]