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米田まみ展「Minny Manny」

<紹介文>
島根から大学進学のため、都心部へと上阪した米田にとって、大勢の人々が集中する、その事自体が
不思議に思え、ただただ好奇心を駆り立てられたそうだ。

人、ベランダ、団地、展望台、観光地…  人工物の集積。いわば都市の象徴。

それらを創作の素材として収集するべくカメラを片手に外へと飛び出し
その時に感じた記憶を<記録化>するために絵筆を走らせている。
彼女にとって、<描く>行為は、映画の編集に似た作業なのかも知れない。

だが「何のため」の制作なのかは、本人にも分からない様子。この部分が面白い。

彼女の網膜を通過し、再び息を吹き返したその日常の風景は、どれもが鮮やかな色彩へ生まれ変わり
まるで空想の世界へと足を踏み入れさせるような印象を与えてくれる。

「ハードルを作って、自分がどうなるかを試したかった」

彼女が今展を開催する理由を最も端的に示した言葉。
今までただ漠然と制作を続けてきた米田が、その行為に対して自身に投げつけた初めての課題。

<写真>と<絵>というメディアを行き来する中で、彼女が創り出したい空想の産物は
もしかすると、前述した<編集作業>の間に創造されているのかも知れないと私は思う。

彼女にとっての「ハードル」が一体何であるのか?
今展を機に、それをみつけることが出来れば、大きな収穫になるだろう。

<記> SKKY_角谷 慶

<履 歴>

1980年島根県生まれ
2004年 [繕いの便り展]参加(SEWING GALLERY:大阪 枚方)
2006年10月 [第6回 からほり まちアート]参加(大阪 空堀)
2007年3月 初グループ展[aimai](ギャラリーSORA:大阪)