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iTohen 『夜の学校』第6回:美術史編 森口まどか

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美術のこれまで、これから
美術からアートへの移り変わりをとおして その5

前回は大阪を中心として、1960年代後半から70年代前半にかけての美術界の動向をお話しました。今回は70年代後半から80年代にかけての関西を中心としたアートシーンをご紹介したいと思います。

思いつくままにその当時出てきたアートに関連した言葉を並べますと「絵画の終焉」「ヘタウマ」、「インスタレーション」、「プロジェクト」、「超少女」などなどが上げられます。

時代はいわゆるポストモダンでありバブルです。日本全国で美術館やホールが次々と開館されたのもこの頃です。美術というよりもアートというカタカナで表される方がぴったりするようになってきました。

無論、こうした状況から現在のアートへの繋がりを容易に見通せますが、違いや変化を考えてゆくことも必要ではないでしょうか。戦後から出発してようやく私たちに身近なアートに近づいてきました。

 

森口まどか:美術評論家。某私立大学ではギリシャ・ローマからの西洋美術史を講義していますが、専門は20世紀の美術で、1990年代半ばからは特に「ミュージアム」に関心を持っています。

■日時:2018年3月30日(金) 18:30〜19:30
■講師:森口まどか
■参加費:¥1,000(1drinkをお付けして)
■定員:20名
■参加ご希望の方は、お電話06-6292-2812または<contact>ページよりお気軽にご連絡ください。