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武市真人 展 「銀遊詩人」

<紹介文>
iTohenにて第145回目となる今展では、関西を拠点に活動を続けている武市真人(た けいちまさと)をご紹介致します。

開催が2年振り2度目となる今展では、以前の初個展とはガラリと印象が変わり、鉛筆を用いた、細密で不思議なモチーフが交差する平面の発表となります。
大掛かりな機械のような物の中に“水”。そのどれもが重力や役割を無視しながらも、 互いを干渉しつつ絵として成り立っているようです。 水という物質は、当然ながら私達の生活に必要不可欠な物です。また生物として存在 する以上、大小や在り方を問わず、それは共通して言える事です。
重力に対して従順に沿い、わずかな高低差でも移動する物質と言う見方も出来るはずです。

その“水”と言う物質に対して、武市が思い至る考えとは一体なんなのであろうか。
また、どの街でも見かける公園の中にある“遊具”のようなものが順序など関係なく 入り乱れ交錯する作品が多々見受けられます。 絵という視覚表現を楯に、まるで詩でもうたうかのような作品が並びます。

皆様、是非ともご高覧下さいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

記 SKKY | iTohen 鯵坂 兼充

武市 真人 MASATO Takeichi

1979生まれ

2007 “海王星の灯台守”個展(大阪市北区本庄西/iTohen)
2008 デザイン誌「アイデア」328号/誠文堂新光社/- 特集・デザインの草の根 に作品紹介
2009.01 “三十六の瞳”推薦作家展(大阪市北区本庄西/iTohen)