STORE

iTohen

exhibition

past

鈴木いづみ 展「さよなら/荒野」

一見何の役にも立たないような小さな紙屑や破片。
それらを重ねて、繋ぎ合わせて、ぶつけると思いも寄らない事件が起こります。

そういうかけら達でしか表現することの出来ない、
無意味で鮮やかでピュアな、事件です。

観る人の心をざわつかせるような小さな事件をたくさん起こしていくこと、
これが私のいつも考えているテーマです。

<記> 鈴木いづみ

<紹介文>
今回、iTohenにて第62回目となる企画展では、主に関東・関西で活動を続ける鈴木いづみ氏を
3月5日(水)から16日(日)までの間にご紹介致します。

鈴木いづみ氏は、現在までコラージュを表現の主体とした作品制作を一貫して継続させてきました。本人の言葉が語るように、『予測のつかないサプライズ』こそが創作へと立ち向かわせる最大の原動力になっているのかも知れません。彼女曰く、「上からイメージが降ってくる感じ」だと言います。

平面作品の制作を続けてきた彼女ですが、本展では立体作品にも挑戦すると意気込んでいます。
また本展終了後には、ドイツ・ベルリンにギャラリー兼サロンを構える『ミス・ヘッカー』へ巡回展を予定しています。

彼女がやらかしてしまった小さくも愛のある<いたずら>を、ぜひ会場にてご高覧下さいますようお願い申し上げます。

<記> SKKY/iTohen 角谷 慶

鈴木いづみ

略歴

1996年頃からコラージュを使った作品を作り始める

【作品集】
2000年「サーカス・サーカス」/2005年「もあめも」、共にトリコロールブックス刊

【展覧会】
1997年 「good for nothing」_cafe see more glass(東京)
2002年 「サーカス展」_中目黒ウフ・ギャラリー(東京)
2003年 「サーカス展」_TORITON CAFE(神戸)
2004年 「Loule企画展 刺繍と詩集」参加_ユトレヒト(東京)
同 年  「こつぶっく・めもぶっく」_ユトレヒト(東京)
2005年 「きれぎれ」_cafe gallery SAPANA(東京)
2006年 「うその部屋 ほんとうの窓」_恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール(京都)
2007年 舞台「だだ漏れてる」美術担当
同 年  miss Hecker × iTohen企画「kotoba ::: komunicate 」参加
_CREATE BERLIN Showroom im Postfuhramt(ドイツ・ベルリン)
2008年 「さよなら/荒野」_iTohen(大阪)
「さよなら/荒野」_miss HECKER(ドイツ・ベルリン)