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サラ・アンナ 写真展 レッドペインティング

<紹介文>
サラ・アンナは現在米国シカゴ在住。2005年から1年間大阪に留学生として滞在した彼女は、その間に新しいインスピレーションを受け、さらに活動意欲を高めたようです。

彼女にとって日本では初めての展示となる今展は、主題に自身の家族=妹をモチーフ として取り上げています。鬱病に悩まされる妹が自分の腕を切ったりするような行動 (英語のスラングではcuttingと言う)からの解放。それを写真として残して行くこ との重要性を感じているようです。

展覧会のタイトルとして提示してきた“RED PAINTING”は妹が描いた赤い油絵もさしていますが、
体内に流れる温度をともなった 「血」そのものも同時に表現しています。

<記> SKKY 鯵坂兼充

 

サラ・アンナ SARAH ANNA
アメリカ / イリノイ州生まれ。1991年までフロリダ州で育ち、 本格的に芸術活動を続けるためにイリノイ州に戻る。シカゴのコロンビアカレッジ卒業。 過去12年間写真を撮り続け、近年の作品は日本の文化と 2005-2006年まで英語を教えていた大阪での生活のドキュメンタリーになる。大阪での生活は彼女の制作プロセスと人生に新しい刺激をもたらせた。

 

サラ・アンナ  Official Site