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DANЭE Exhibition

iTohenがまるごと1週間ダンスづくし!!スケジュール以外にも色々あるかも・・ あなたのお好きな時間を見つけて、お気軽に遊びに来て下さい。

『ダンスをつくろう・プロジェクト』ひとつの“共有”場として ■  ダンスをつくろう・プロジェクトとは エメ スズキが2000年より行っている「ダンスをつくろう」ワーショップの1年間プログラム。 自分のソロ作品を参加者同士で共有し深めていく過程や、共同テーマからソロダンスを立ち上げていく過程を共有し、ひとつのカラダを互いに多角的に発掘していくプロジェクトです。今回のDANЭE Exhibitionは、それらをより広がった形にて 披露する成果発表としての場でもあります。 会期中は多彩なゲストや色々な企画を準備してます。お好きなプログラムの時間にお越し下さいませ。

■エメ スズキ:プロフィール バレエ、演劇活動を経て’97年、「エメ スズキDANЭヨPACE」を設定。作品をつくることのベースにある「カラダの自発性」から生まれるものを他者と共有し、カラダを通した「コミュニケーション」域を広げるというところから、「DANЭヨ」が関わることのできる場の拡張を求めて、ソロの踊り手として演劇やオペラ、CMなど積極的に関わる一方で、カラダ表現に関心のある層の拡大を求めて、ダンス未経験者、身体障害者対象のワークショップ等、精力的に展開中。

 

■主な昨今の活動履歴 ●2000年 エメ スズキ DANЭヨPACE+Wie・ge(dance+fashion)
神戸ファッション美術館 オルビスホール (オルビスアップドラフト事業助成)
●2001年 「みえない律動―瓜生山、おどる」展参加(京都造形芸術大学) 2002年 Art Theater dB オープニングシリーズ DANCE BOX vol.86 参加   大阪/Art Theater dB 2003年 four seasons project (5.7.9.12月)連続公演 大阪/ 大阪造形センター カラビンカ・Art Theater dB
● 2004年 DANЭヨ SALON(講義形式のWS)スタート
■主なこれまでの作品評 ●1999.6 aquanoise#0
「薄暗い空間に黒ワンピースでスッポリ身体を包んで現れる。露出しているのは白い顔と手、ときに足だけだ。動きは床を踏み込んだ足から始まる。足首から膝へ、そして腰へとエネルギーを流す。そのエネルギーは上体をゆっくりと揺らし、露出した顔や手にわずかに漂うような表情を与えるだけ(神戸ファッション美術館)だ。この黒服の中の(からだの)緩やかな時間或いは時間差は、身体が積極的に表出に向かうことを厳しく制御している。 言い換えれば、既に身体が入っている空間を表出する。或いは主体と考えている事を示している。そして緩やかな時間だけが空間全体の変容(質の醸成)を伝達する手段であることも熟知しているようだ。素早い動きも短く切って、一時の撹拌、ひと時の変容に留めているようだ。この身体と空間の関係は極めて正しい。この関係性は作品・四季・に通底するものであるだろうし、ときに逆転する暴力的な空間もあるだろう、と予想する。」
合田成男(舞踊評論家) ST通信 no.23より
●2001.6 aquanoise#2 「four seasons2/4」
「3つに小作品として打たれた公演全体の印象はアールヌーボーの装飾の優美、あるいはエリック・サティの奇妙。身体の構造や本質に真っ向から迫るというより、微細に零れ落ちるモノをすくい取り独自の美の世界を構築する。「fragment for children」はエメ スズキのダンサーとしての魅力を満載したソロ。伸縮自在な独創的な動きと手先のひんやりとして微細な表情が、怯えた小動物や不思議な昆虫など多彩なイメージを引き出す。カーテンコールに応えるように繰り返すお辞儀GS、やがてひきつれたマリオネットへ。見慣れた現実が覗かずにいられない鏡面の世界へと変貌する。ー(中略)ー」
竹田真理(舞踊評論)ダンサートNo.22